結婚式の二次会に招待されたけれど、どうしても参加できない…。
そんなとき、「どんな理由なら失礼にならない？」「断ると関係が気まずくなる？」と悩んでしまいますよね。
この記事では、仕事・体調・予定が合わない…など、よくある欠席理由別に“そのまま使える断り方の例文”を16個ご紹介します。
LINEなどで気軽に送れるカジュアルな言い方から、メール・目上向けの丁寧な表現まで幅広くカバー。
さらに、印象を悪くしないマナーや、欠席後の気づかいポイントも合わせて解説しているので、読んだあとにはきっと「これなら安心して断れる」と思えるはずです。
結婚式二次会の断り方【欠席理由別の例文16選】
二次会の欠席を伝えるときは、理由や関係性に合わせて、言葉の選び方を少し工夫するのがポイントです。
この章では、「仕事が入っている」「体調がすぐれない」「予定が合わない」などのシーン別に、カジュアル・丁寧な言い回しをそれぞれご紹介します。
そのまま使ってもアレンジしてもOKな文例ばかりなので、自分に合った表現をぜひ見つけてみてください。
仕事や予定があるときの断り方
社会人になると、どうしても仕事の予定が優先になることもありますよね。
結婚式の二次会はあくまで任意参加なので、都合が合わないこと自体は失礼ではありません。
誘ってくれたことへの感謝と、出席できないことへのお詫びを添えた表現がおすすめです。
カジュアル
「誘ってくれてありがとう！
その日どうしても仕事が入ってて行けないんだ…ごめんね！お祝いしてるよ！」
「行きたかったんだけど、ちょうど繁忙期で残業続きで…。落ち着いたらまた会おうね！」
丁寧
「このたびはご招待ありがとうございます。
あいにく仕事の都合で出席がかなわず、誠に申し訳ありません。素敵な一日となりますようにお祈りしております。」
「お声がけいただきありがとうございました。
残念ながら当日は業務が重なっており、やむを得ず欠席させていただきます。心よりお祝い申し上げます。」
体調や家庭の事情があるときの断り方
体調不良や家庭の都合は、あまり詳しく言いづらいもの。
無理に事情を説明しなくても、やさしい言葉で断ることで相手に気持ちはきちんと伝わります。
お祝いの気持ちを忘れずに伝えると、より丁寧な印象になります。
カジュアル
「お誘いありがとう！
体調が本調子じゃなくて…今回は無理せずに休ませてもらうね。楽しんできてね！」
「最近ちょっと家のことでバタバタしてて…。行きたかったけど、ごめんね。心からお祝いしてます！」
丁寧
「このたびはお誘いありがとうございます。
申し訳ありませんが、体調面に不安があり、当日は欠席させていただきます。素敵な会となりますようお祈り申し上げます。」
「ご招待誠にありがとうございます。家庭の事情により外出が難しく、今回はご遠慮させていただきます。末永いお幸せをお祈り申し上げます。」
遠方・日程が合わないときの断り方
距離の問題や、どうしても外せない予定があるときは、参加が難しくなるのも自然なことです。
そのまま断るのではなく「行きたい気持ちはあるけれど…」という姿勢を見せると好印象につながります。
カジュアル
「声かけてくれてありがとう！
その日ちょうど旅行の予定が入ってて…行けなくてごめんね！また会える日を楽しみにしてるね！」
「せっかくのお誘いなのにごめん…日程が合わなくて今回は欠席させてもらいます。素敵な時間になりますように！」
丁寧
「ご招待いただきありがとうございます。
あいにく当日は他の予定と重なっており、誠に残念ながら欠席させていただきます。ご盛会をお祈りしております。」
「このたびのご結婚、誠におめでとうございます。
遠方のため出席がかなわず申し訳ありませんが、心からお祝い申し上げます。」
参加を控えたいときのやんわりした断り方
どうしても気が進まなかったり、雰囲気的に参加を迷うこともありますよね。
正直に伝えすぎると角が立つこともあるため、「都合が合わずに…」などのやわらかい表現でお断りするのが大人の対応です。
お祝いの気持ちをしっかり伝えることで、気まずくならずに関係を保てます。
カジュアル
「誘ってくれてありがとう！
うれしかったんだけど、ちょっと今回は都合が合わず…ごめんね。心からお祝いしてるよ！」
「行きたかったけど、今回はお休みさせてもらいます…。どうか素敵な会になりますように！」
丁寧
「このたびはご連絡いただきありがとうございました。
大変恐縮ではございますが、事情により今回は欠席させていただきます。末永くお幸せにお過ごしください。」
「ご招待ありがとうございました。
やむを得ない事情があり、今回は見送らせていただきます。どうぞ楽しいひとときをお過ごしください。」
断る理由は人それぞれですが、「誘ってくれてうれしかった」という気持ちを忘れずに伝えることで、きっと相手も安心してくれるはずです。
ちなみに、「結婚式そのものをLINEで断るときはどうしたらいいの？」と悩んでいる方は、こちらの記事も参考になります。
➡ 結婚式をLINEで断るときの例文18選！失礼にならない9つのシーン別対応術
仕事や家庭の都合、体調などシーン別に、フォーマル・カジュアル両方の例文を紹介しているので、すぐに使える表現が見つかりますよ。
結婚式二次会は断ってもマナー違反じゃない？
結婚式の二次会に招待されたものの、どうしても参加が難しい…。
そんなとき、「断ったら失礼になるのでは？」と不安になる方も多いかもしれません。
でも実は、二次会は披露宴と違って“自由参加の場”とされています。
ご祝儀や席の準備が伴う披露宴とは異なり、会費制でカジュアルに開催されることが多いため、都合が合わなければ丁寧にお断りしてもまったく問題ありません。
とはいえ、断るときの伝え方によっては「ちょっと冷たいかも…？」と思われてしまうことも。
だからこそ、ただ「行けません」と言うだけでなく、「お誘いありがとう」「お祝いの気持ちを伝える」など、ひとこと添える配慮がとても大切です。
きちんと気持ちを込めて伝えれば、印象を悪くすることなく、自然にお断りすることができます。
好印象につながる断り方のマナーとは？
断ること自体はマナー違反ではありませんが、どんなふうに伝えるかで相手の受け取り方は大きく変わるものです。
大人として気持ちよくやりとりをするために、押さえておきたい基本のマナーは以下の3つです。
| チェックポイント | 内容 |
|---|---|
| 早めに連絡する | できるだけ早く、遅くとも1週間以内には返事をするのが◎ |
| 返信方法は相手に合わせて | 親しい友人ならLINE、年上や職場関係ならメールが無難です |
| 感謝の気持ちを忘れずに | 誘ってくれたことへのお礼をひとこと添えると印象が和らぎます |
特に注意したいのは、返事を曖昧にしたまま放置することや、直前のドタキャン。
相手に余計な気を遣わせてしまうだけでなく、準備や人数調整にも影響します。
たとえ欠席する場合でも、誠実で丁寧な姿勢が伝われば、悪い印象を持たれることはありません。
「お祝いの気持ちはあるよ」という姿勢を忘れずに、気持ちよくお断りできるといいですね。
断ったあとに気をつけたい小さな気づかい
欠席したからといって、相手との関係が悪くなるわけではありません。
むしろ、その後のちょっとした気づかいが「丁寧な人だな」と好印象につながることもあります。
| 気をつけたいポイント | 補足 |
|---|---|
| 欠席でも「おめでとう」の言葉を伝える | 当日LINEやメッセージでひと言あるだけでも喜ばれます |
| 仲が深ければ、お祝いの品を後日渡すのも◎ | 高価でなくても、気持ちが伝われば十分です |
| SNSへの投稿は控えめに | 参加できない理由や予定をわざわざ発信しない配慮が◎ |
小さなことですが、こうした気づかいが相手の気持ちをやわらげ、「来られなかったけど、ちゃんと考えてくれてる」と思ってもらえるきっかけになります。
まとめ｜伝え方ひとつで、印象はぐっと変わる
結婚式の二次会に参加できない事情は、人それぞれにあるものです。
どんな理由であっても、感謝とお祝いの気持ちを忘れず、丁寧に伝えることができれば、無理に出席しなくても失礼にはあたりません。
今回ご紹介した例文やマナーのポイントを押さえれば、「感じのよい断り方」がきっとできるはずです。
欠席後のちょっとした気づかいも、大人としての印象をより良くしてくれるでしょう。
お祝いの気持ちさえ伝わっていれば、きっと相手にも伝わります。
無理をせず、自分のペースで誠実に対応していけるといいですね。
ちなみに、結婚式本番をLINEで断りたい場合は、以下の記事も参考になりますよ。
9つのシーン別に、フォーマル・カジュアル両方の例文を紹介しています。
➡ 結婚式をLINEで断るときの例文18選！失礼にならない9つのシーン別対応術
「どう言えば失礼にならないか心配…」という方は、こちらもあわせてチェックしてみてください。
