結婚式に招待されたけれど、どうしても行けない…。
そんなとき、「LINEで断ってもいいのかな?」「失礼にならない伝え方って?」と悩んだことはありませんか?
この記事では、仕事・家庭・金銭面・体調など、よくある9つのシーン別に、そのまま使えるLINEの断り例文をフォーマル&カジュアルの2パターンでご紹介します。
相手に気をつかわせず、でも失礼のない伝え方ができるよう、やさしく誠実な言葉の選び方をまとめました。
「これなら使えそう」と思える例文が、きっと見つかります。
結婚式をLINEで断るときの例文18選【9つのシーン別】
結婚式に行けないとき、LINEでどう伝えるか悩んでしまいますよね。
相手を気づかいながら、失礼なく断るには言葉選びが大切です。
ここでは、9つのよくあるシーン別に、フォーマル・カジュアル両方の例文をご紹介します。
あなたの状況にぴったり合った伝え方が、きっと見つかりますよ。
① 仕事の都合で欠席する場合のLINE例文
繁忙期や休みが取れないなど、社会人ならではの理由で出席できないことはよくあります。
相手に理解してもらえるよう、丁寧な言葉で伝えることが大切です。
フォーマル
「このたびはご結婚おめでとうございます。ご招待いただきありがとうございます。恐縮ですが、仕事の都合により出席が難しくなってしまいました。心よりお祝い申し上げます。」
カジュアル
「結婚式に誘ってくれてありがとう!すごく嬉しかったよ。でもその日は仕事の予定が入ってて…ごめんね。当日は素敵な日になりますように、心からお祝いしています。」
② 家族の事情で断る場合のLINE例文
家族の予定や事情が重なってしまうこともありますよね。
深く説明しすぎず、やわらかく事情を伝えるのがポイントです。
フォーマル
「ご結婚、誠におめでとうございます。お招きいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、家族の事情により当日は欠席させていただきます。末永いお幸せをお祈りいたします。」
カジュアル
「お誘いありがとう!すごく嬉しかったけど、その日は家の都合でどうしても難しくて…。ほんとにごめんね。素敵な1日になりますように、遠くからお祝いしてるね。」
③ 金銭的に余裕がないときのやんわり例文
結婚式はうれしい反面、出費が気になることもあります。
相手に気を遣わせないよう、やんわり伝えるのが大人の配慮です。
フォーマル
「ご招待ありがとうございます。ぜひお祝いしたかったのですが、現在事情があり出席が難しい状況です。心ばかりのお祝いの気持ちを込めて、心よりおふたりの幸せをお祈りしております。」
カジュアル
「誘ってくれてありがとう!本当に嬉しかったけど、今ちょっと厳しくて…ごめんね。ふたりの幸せをずっと願ってるよ。式の話、また聞かせてね!」
④ 遠方で出席が難しいときのLINE例文
遠方の場合、交通や宿泊の負担も大きくなりますよね。
行きたい気持ちはあることを伝えると、印象がやわらぎます。
フォーマル
「このたびはご結婚、誠におめでとうございます。ご招待いただきありがとうございました。遠方のため出席が難しく、誠に申し訳ありません。素晴らしい一日になりますよう、心よりお祈り申し上げます。」
カジュアル
「結婚式に誘ってくれてありがとう!めちゃくちゃ嬉しかったけど、ちょっと遠くて今回は難しそう…。ごめんね。当日は幸せいっぱいの日になりますように!」
⑤ あまり親しくない相手への丁寧な断り例文
知人や付き合いの浅い人からの招待は、断るにも気をつかうもの。
距離感を保ちつつ、丁寧に気持ちを伝えましょう。
フォーマル
「このたびはご結婚おめでとうございます。ご招待をいただき光栄です。恐縮ですが、予定の都合で今回は欠席させていただきます。末永いお幸せをお祈り申し上げます。」
カジュアル(やや距離感ある相手向け)
「お祝いのお知らせ、ありがとうございます。せっかくお誘いいただいたのですが、その日は別の予定があり欠席させていただきます。お幸せをお祈りしております。」
⑥ 予定が先すぎてわからないときのLINE例文
結婚式が先の日程だと、予定がまだ確定していないこともあります。
無理に曖昧な返事をせず、正直に伝えるのが誠実です。
フォーマル
「このたびはご結婚おめでとうございます。ご招待ありがとうございます。ただ、その時期はまだ予定が不確定で、申し訳ありませんが今回は欠席させていただきます。素敵な一日になりますように。」
カジュアル
「結婚式のお誘いありがとう!すごく嬉しかったよ。でも、まだ先すぎて予定が見えなくて…ごめんね。おふたりの幸せを心から祈ってるよ!」
⑦ 他の予定と重なってしまったときの例文
すでに別の予定がある場合、調整が難しいのは当然のこと。
相手を立てつつ、できるだけ早めに伝えるのがマナーです。
フォーマル
「このたびはご結婚おめでとうございます。ご招待いただき光栄です。ただ、その日はすでに予定が入っており、出席がかないません。おふたりの幸せをお祈りしております。」
カジュアル
「誘ってくれて本当にありがとう!でもその日、先に予定が入っててどうしても行けそうにないの。本当にごめんね。お祝いの気持ちはしっかり届けるね!」
⑧ 体調・健康上の理由で欠席するLINE例文
自分や家族の体調が理由で欠席する場合は、無理せず断って大丈夫。
詳しく言わず、やさしい言葉で気遣いを伝えるのがポイントです。
フォーマル
「ご結婚、誠におめでとうございます。ご招待いただきありがとうございます。ただ、体調の都合により出席が難しい状況です。おふたりの門出を心からお祝い申し上げます。」
カジュアル
「おめでとう!誘ってくれて本当にありがとう。体調のこともあって今回は見送らせてもらうね。素敵な式になるよう、心から祈ってるよ!」
⑨ 理由を言わずにやんわり断るLINE例文
プライベートな理由など、どうしても説明したくないこともありますよね。
理由は言わなくても、お祝いの気持ちを添えれば十分伝わります。
フォーマル
「このたびはご結婚おめでとうございます。ご招待いただきありがとうございました。恐縮ですが、今回は出席を見送らせていただきます。末永いお幸せをお祈り申し上げます。」
カジュアル
「結婚、本当におめでとう!誘ってくれて嬉しかったけど、今回は出席が難しそうで…ごめんね。当日は心からお祝いしてるからね!」
結婚式を断る理由は人それぞれ。
大切なのは、どんな理由であっても相手を思いやる気持ちを込めて伝えることです。
無理をせず、自分の状況に合った言葉を選べば、きっと気まずくならずに気持ちを届けられますよ。
また、結婚式ではなく二次会だけに招待された場合や、「二次会はちょっと都合が合わない…」というときもありますよね。
そんなときのために、二次会を断る例文をまとめた記事もご用意しています。
➡ 結婚式二次会の断り方の例文16選!欠席理由別のメッセージとマナーを解説
欠席理由に合わせた丁寧な言い方や、印象を悪くしない伝え方がわかります。
あわせてチェックしておくと、より安心して返信できますよ。
結婚式をLINEで断っても大丈夫?今どきのマナーとは
結婚式のお誘いをLINEで断るのは、「失礼かな…」と気になる方もいるかもしれません。
ですが最近では、LINEは多くの人にとって当たり前の連絡手段になっており、特に友人や同年代の同僚とのやりとりであれば、LINEで返事をするのはごく自然なことです。
とはいえ、カジュアルなツールだからこそ、言葉づかいやタイミングなど最低限のマナーは大切。
以下のポイントに気をつけると、失礼な印象を与えずに気持ちを伝えられます。
注意点 | 理由・ポイント |
---|---|
返信は早めに | 準備の都合もあるため、できるだけ早めが安心 |
お祝いの言葉を必ず入れる | 「ありがとう」「おめでとう」は必須のマナー |
スタンプや短文だけは避ける | 本気でお祝いしていないように見える場合も |
丁寧さを心がければ、LINEでもしっかりと誠意は伝わりますよ。
これはNG!失礼に聞こえる断り方3選
どんな理由であっても、伝え方ひとつで相手に誤解を与えてしまうこともあります。
せっかくのお祝いごとなので、避けたほうがいい言い回しはしっかりおさえておきましょう。
NGな断り方 | 理由・注意点 |
---|---|
「あんまり興味ないし行かないかも」 | 無神経に聞こえる。お祝いの気持ちが伝わらない |
既読スルー・返信が遅すぎる | 無視されたと感じさせてしまうことも |
スタンプや短文だけで済ませる | 真剣さが伝わらず、雑な印象になる可能性がある |
相手を思いやる気持ちが伝われば、断ること自体は失礼ではありません。
ほんの少しの気遣いで、印象は大きく変わりますよ。
欠席するときのご祝儀、送るべき?マナー早わかり表
結婚式を欠席する際、ご祝儀を送るかどうかは判断が難しく、悩む人が多いポイントです。
相手との関係性や欠席のタイミングによって、対応の仕方も少し変わってきます。
以下の表に、よくあるケースごとの考え方をまとめました。
状況 | ご祝儀・お祝いの目安 |
---|---|
招待前に欠席を伝えた場合 | 基本的には不要ですが、親しい相手にはメッセージやささやかな贈り物を添えるのもおすすめです。 |
招待状を受け取った後に欠席 | お祝いの品や、ご祝儀1万円程度を送ると丁寧な印象になります。 |
急な欠席(ドタキャン) | ご祝儀を包むのがマナーです。披露宴の準備費用がかかっているため、配慮が求められます。 |
ご祝儀が難しい場合は、手紙やメッセージカード、ちょっとしたプレゼントでも気持ちは十分に伝わります。
無理のない範囲で、感謝とお祝いの気持ちを添えることが大切です。
印象がよくなる+αのひと言|気遣いフレーズ集
欠席を伝えるだけで終わらず、やさしいひと言を添えるだけで、印象はぐっとやわらかくなります。
関係性を大切にしたいときや、ちょっと気まずさが気になるときにおすすめです。
こんなフレーズを最後に添えてみてください。
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「また改めてお祝いさせてね!」
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「写真楽しみにしてるね!」
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「落ち着いたらご飯でも行こう〜」
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「お話、またゆっくり聞かせてね!」
-
「当日の様子、あとで教えてくれたら嬉しいな」
ほんの一言でも、思いやりが伝わるだけで心の距離が近づきますよ。
まとめ|断っても大丈夫。やさしく丁寧に気持ちを伝えよう
結婚式を欠席するとき、「どう伝えたら失礼にならないかな」「LINEで本当にいいのかな」と悩む方は多いものです。
でも本当に大切なのは、行けないことそのものではなく、相手への伝え方や気持ちの込め方です。
今回ご紹介したように、次の3つを意識するだけで、LINEでも十分に思いやりは伝わります。
-
なるべく早めに、丁寧に返信すること
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お祝いの気持ちをしっかり言葉に込めること
-
相手への敬意とやさしさを忘れないこと
状況別の例文も活用しながら、あなたらしい言葉で、誠実な気持ちを届けてくださいね。
きっとそのやさしさは、ちゃんと相手に伝わります。
なお、結婚式だけでなく「二次会だけを断りたい」という場面に迷う方も多いですよね。
そんなときは、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
➡ 結婚式二次会の断り方の例文16選!欠席理由別のメッセージとマナーを解説
カジュアルな場だからこそ、ちょうどいい距離感の伝え方が大切。
この中から、あなたにぴったりの言い回しがきっと見つかりますよ。