雨の朝、玄関の前で立ち止まって、「今日は何の靴で行こう…」と悩んだこと、ありませんか?
私は何度もあります。
スニーカーだと濡れるし、レインブーツは荷物になるし、かといって職場で履き替えるのもめんどう…。
雨の日の通勤って、足元の正解がなかなか見つからないんですよね。
この記事では、そんな私が実際にいろいろな靴を試してきた経験をもとに、雨の日でもラクで快適に過ごせた「靴の使い分けルール」をご紹介します。
仕事中に濡れた靴で過ごしたつらい日も、荷物が増えてげんなりした日も、すべて含めた“リアルな失敗と成功”を詰め込んでいます。
同じように通勤の足元に悩んでいる方の参考になればうれしいです。
通勤女子が雨の日に靴で困るリアルな悩み
まず最初に、私が日々感じていた「雨の日の通勤って本当に厄介…」という悩みを少しだけご紹介します。
きっと共感していただける方も多いのではないでしょうか。
濡れた靴で過ごす1日はつらい…
朝から靴が濡れると、そのまま職場で一日中“じとっ”とした不快感と一緒に過ごすことになります。
靴下までぐしょぐしょになると本当に気持ち悪くて、集中力まで削られる気がします。
靴の持ち歩きって地味に大変
上履きや履き替え用の靴が置ける職場ならまだしも、そうでない場合は靴を持って通勤することになります。
1足分の靴って意外と重くてかさばるし、バッグに入らないとビニール袋で持ち歩く羽目になったりして…正直ストレスです。
靴だけじゃなく服も濡れるという問題も
レインブーツで足元は完全防備しても、ズボンの裾やスカート、バッグなんかは濡れますよね。
服の替えを持って行くほどの余裕もないし、地味に対策が難しいなと感じていました。
このように、「濡れたくない」「荷物増やしたくない」「でも見た目や快適さも捨てたくない」という、なかなか相反する悩みが雨の日の靴問題にはついて回るんですよね。
でも大丈夫。
次の章では、私が実際にいろいろ試してきた中で見つけた「靴の使い分けルール」をご紹介していきます。
実体験でわかった!雨の日の靴の使い分けルール
いろんな靴を試して、濡れたり滑ったり荷物が増えたり…を何度も繰り返した結果、私はようやく「雨の日の靴、こうすればいいかも!」という自分なりの使い分けパターンを見つけました。
もちろん、正解は人それぞれだと思いますが、私の通勤スタイルに合ったやり方をここでご紹介します。
大雨の日はロングレインブーツで徹底防御
「これはもうどう見ても大雨」という日は、迷わずロング丈のレインブーツを選びます。
ちょっと重いし、コーデの自由度は下がりますが、駅までの道が川のようになっている日はこれ一択。
ふくらはぎまでしっかり覆ってくれるので、どんなに水たまりができていても気にせず歩けます。
足が濡れないだけで、気持ちの余裕もぜんぜん違いますよ。
そこそこの雨ならショート丈ブーツで軽やかに
「ちょっと強めの雨だけど、大雨ってほどでもないかも?」という日は、足首くらいのショートレインブーツがちょうど良いです。
長靴感があまり出ないので、オフィスカジュアルにも合わせやすいし、電車に乗ったときもゴツく見えません。
歩きやすくて軽いし、晴れそうな午後にも対応しやすい万能選手です。
服装自由な職場ならスニーカーやサンダルもアリ
服装にあまり厳しくない職場なら、スニーカーやサンダルで出勤することもあります。
- スニーカーは、防水スプレーをかけたものか、もともと撥水加工のあるタイプがおすすめ
- サンダルは、濡れてもタオルでサッと拭けるので意外と快適。蒸れないし、乾きも早いです
私は足が濡れるのが苦手なので、どちらを選んでもタオル+替えの靴下は持参しています。
このちょっとした準備だけでも、ずいぶん気持ちがラクになりますよ。
実は、雨の日にサンダルで通勤するのも、意外と快適だったりします。
「でも、サンダルって雨の日に履いても大丈夫なの?」と気になる方は、こちらで詳しく解説しています。
▶︎ 雨の日にサンダルはおかしいの?世間の声とNG例・おすすめの選び方を解説
履き替えOKな職場なら靴の持参で快適さアップ
もし職場に置き靴できる環境なら、それが最強だと思います。
朝はレインブーツで行って、職場で乾いた靴に履き替え。
もう、天国です。
私の職場は置き靴NGだったので、靴を持っていく日もありました。
少しかさばるけど、「濡れた靴で1日過ごすよりマシ」と思えば、頑張れました。
それぞれの靴にメリット・デメリットがありますが、大切なのは「天気」と「職場の環境」に合わせて、自分の中でルールを決めておくこと。
「雨が強い日はこれ」「替えの靴が持てる日はこれ」と、ある程度パターン化しておくと、朝バタバタせずに靴を選べるようになりますよ。
濡れたくないけど、荷物も増やしたくない!そんな人への工夫
雨の日の通勤でいちばん面倒なのが、“持ち物が増える問題”ではないでしょうか?
レインブーツ、替えの靴、タオル、替えの靴下……と準備万端にしようとすると、カバンがパンパンになってしまうことも。
ここでは、できるだけ荷物を増やさずに、足元を快適に保つ工夫をいくつかご紹介します。
最低限持っておきたいのはタオルと替え靴下
これは私が何度も助けられたアイテムです。
コンパクトなフェイスタオル1枚と、替えの靴下1足。
これだけで、不快な時間がぐっと減ります。
朝サンダルで通勤して、職場についたらタオルでサッと足を拭いて、靴下を履く。
スニーカーがちょっと濡れてしまっても、乾いた靴下に履き替えるだけで、気分はかなり違います。
荷物としても軽いですし、「とりあえずこれだけは入れておく」常備セットとしておすすめです。
職場に靴下をストックしておくと安心
置き靴が無理なら、せめて靴下だけでもロッカーや引き出しに置いておくと安心です。
濡れた靴下で過ごす時間って、本当に長く感じますから…。
サンダル通勤+タオル作戦が意外と快適
個人的に気に入っているのが、「サンダルで通勤 → 足を拭いて履き替え」作戦。
雨の日でもサンダルなら濡れても気にならないし、乾かす必要もありません。
ただし、これは職場で上履きに履き替えるスタイルの人向きかもしれませんね。
私は以前、社内は室内履きだったので、この方法がとても快適でした。
折りたたみ靴袋で持ち歩きのストレス軽減
どうしても靴を持参したい日には、折りたたみできる靴袋(シューズバッグ)があると便利です。
ビニール袋だと見た目がちょっと…と思う方にもおすすめ。
撥水加工されているものなら、濡れた靴をそのまま入れて持ち帰ることもできるので、使い勝手が良いです。
ちょっとした工夫で、雨の日のストレスは意外と軽くできます。
「できるだけ身軽に」「でも不快な思いはしたくない」という方に、ぜひ試してほしい対策ばかりです。
これは失敗だった…雨の日に向いていなかった靴たち
いろいろ試してみる中で、「これは失敗だったな…」「やっぱり向いてなかったかも」と思った靴もいくつかありました。
見た目や普段の使いやすさで選ぶと、雨の日にはかえってストレスになってしまうこともあるんですよね。
ここでは、私の失敗から学んだ「雨の日には避けたい靴」を正直にお伝えします。
布製スニーカーは濡れやすくて乾かない
お気に入りのキャンバススニーカーで出勤したある日、小雨だったので「まあ大丈夫かな」と思っていたんですが、
駅に着く頃には足の甲までしっかり濡れていて、靴下までびしょびしょ…。
一度濡れると布は乾きにくいので、その日は1日中ジメジメしたままでした。
「小雨なら…」という気持ちもわかるんですが、布製スニーカーは本当に雨に弱いです。
パンプスはしみるし滑るしリスク高め
きれいめな服装に合わせたくてパンプスを選んだ日もありましたが、これも後悔…。
素材によってはすぐに水がしみ込むうえ、底が滑りやすくて危険なんです。
駅のホームやタイル張りの床では、何度もヒヤッとしました。
雨の日に無理してパンプスを履くのは、見た目よりも安全・快適さを優先すべきだったなと反省した経験です。
ビニール素材はムレて逆に気持ち悪い
「これなら濡れないだろう」と思って選んだビニール素材の靴も、通気性が悪くてムレムレ状態に…。
防水はされていたけれど、1時間ほど歩いたあとは蒸れて足がベタつき、結局タオルで拭く羽目に。
通気性と快適さって、思った以上に大事なんですよね。
ソールが滑りやすい靴は危険なので要注意
これも忘れてはいけないポイント。
靴底がツルツルしたタイプは、濡れたマンホールや階段で本気で危ないです。
私は一度、ホームの階段で足を滑らせそうになって、心臓が止まりそうになりました…。
見た目よりも「滑りにくさ」は最優先。
ソールの形状や素材は要チェックです。
失敗を繰り返して、ようやく「雨の日に履ける靴」と「避けるべき靴」がわかるようになりました。
あなたも、ぜひ私のような失敗をしないように、足元の安全と快適さを優先してくださいね。
まとめ|自分の通勤スタイルに合わせた靴選びで雨の日も快適に
雨の日の通勤って、ほんの数十分の移動でも、靴が濡れたり、滑りそうになったり、足元のことだけで気分がぐったりする日もありますよね。
私自身、いろんな靴を試しては失敗して…を繰り返してきました。
でも今は、「天気・職場・服装」に合わせた靴の使い分けルールを決めたことで、だいぶラクになりました。
雨の日の靴選び、覚えておきたいポイント
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大雨の日はロングレインブーツで完全防備
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ほどほどの雨にはショート丈ブーツが軽快で便利
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カジュアルOKな職場ならスニーカーやサンダルでも◎
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履き替え用の靴や靴下を持参すれば、1日中快適に
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何より大事なのは、「濡れても気持ち悪くならない工夫」を持つこと
雨の日の靴に「これが正解!」というものはありません。
だからこそ、自分の通勤スタイルや職場環境に合った選択肢を持っておくことが、いちばんの正解なんだと思います。
少しずつ自分なりのルールを決めていけば、雨の日の朝もバタバタせず、気持ちに余裕を持って家を出られるようになりますよ。
この記事が、あなたの“雨の日の足元の悩み”を少しでも軽くするヒントになれば嬉しいです。
雨の日の靴といえばレインブーツやスニーカーが定番ですが、実は「サンダル」も選択肢のひとつ。
賛否のある履き方だからこそ、メリット・デメリットを知った上で選びたい方はこちらの記事もどうぞ。
▶ 雨の日にサンダルはおかしいの?世間の声とNG例・おすすめの選び方を解説
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。